三宝の由来:
古来、東洋医学において人体は「気の類」「形の類」「経絡の類」の三つから構成されていると考えられています。
この内、「気の類」は人間が生体として機能する為の要素で「精」「神」「気」から成り立ちます。この「精・神・気」を【三宝】と呼びます。

 「精」= 【先天の精】と【後天の精】があります。
  ・ 先天の精… 先祖から受継ぎ、人体を構成し、基本的な生命活動を司る。
  ・ 後天の精… 呼吸・食物より得られる精で、先天の精を支える。

 「神」= 五臓(肝・心・脾・肺・腎)にあって、生命活動(精神・心的な物も)を
     コントロール
しています。
 
 「気」= 【原気】【宗気】【営気】【衛気】があり、体を流れています。
   ・ 原気... 「精」から作られ生命活動の基礎活力となる。
   ・ 宗気... 【後天の精】の呼吸により取り入れられ胸中に集まる。
   ・ 営気... 【後天の精】の食物から取り入れる「陰性」の気で、体内の栄養となる。
   ・ 衛気... 【後天の精】の食物から取り入れる「陽性」の気で、外部からの邪気を
        防ぎ体表を守る。

身体均整法は運動学的刺激を与え生体反応を喚起、自然良能を促す手技療法です。

古来の東洋・西洋の手技調整の理論を取り入れ、人体特性を三大原則(平衡性、可動性、

強弱性)の観点から考察すると共に、人間の姿型を12種に分類し、個々に適した調整法に

よりバランスを調整し、痛みを除き、自然治癒力を向上させる手技療法です。

当院では上記の理念に基づき、皆様のお役に立てる施術を心掛けております。